コレクション: kolor

kolor(カラー)は2004年、デザイナーの阿部潤一(Junichi Abe)により設立された、日本のファッションブランドである。2005年の春夏コレクションでデビューを果たした。メンズ・ウィメンズともに展開しており、パターン、裁縫、素材のバランスにこだわり、独特のミックス感が生み出すリアルスタイルが特徴的。「"今の時代の気分"の反映」と言われているように、時代のムードを纏ったデザインが人気となっている。阿部潤一(Junichi Abe)の手掛けるスモーキーかつ独創的な色づかい、そして「素材の魔術師」と形容されるように、手を通した時の気持ち良さを深く追求した素材使いは、独自の洗練されたリラックスを表現しており、日本国内のみならず、海外からも高い評価を得る。そんなkolor(カラー)のアイテムは、「自分の気分を服で体現する」という、デザイナーのシンプルな気持ちが垣間見えるものばかりである。2012年秋冬からパリでコレクションを発表し、同年「第30回毎日ファッション大賞」を受賞した。ドレスからカジュアルまでを幅広くカバーするkolor(カラー)のコレクションは、オリジナリティ溢れるものづくりに時代性を加味することによって、ひとつのアイテムとしての完成形を追求し続けている。東京の八芳園で発表した2021AWコレクションで表現されたのは、「新しい形のミニマル」。いわゆる要素を極限までそぎ落とす従来のミニマルの意味とは異なり、装飾性を残した上で、デザインの中で共存させながら「ミニマル」なスタイルを織りなす。kolor(カラー)が得意とする、異素材を融合させたデザインの中に、複雑さと簡素さを絶妙なバランスで配合することで、kolor(カラー)独自のシンプルの形を提案した。2022SSシーズンのkolor(カラー)は、前シーズンから引き続き、「新しいミニマル」を表現。要素を削ぎ落していくことで生み出される“ミニマル”とは異なり、複雑さやkolor(カラー)の独自性を残した形での「新たなミニマリズム」を構築した。